設立30周年に寄せて

 令和3年5月、埼玉県東南部都市連絡調整会議は、設立30周年を迎えました。平成3年に当調整会議を設立して以来、構成する5市1町は圏域住民の福祉向上のため、公共施設の相互利用や公共施設予約案内システムの共同運用、共通する行政課題の調査研究など、連携した取り組みを進めてきました。

 ここに、設立30周年に寄せられた各市町長の挨拶を掲載いたします。

 

草加市長 浅井 昌志 (当時)

 埼玉県東南部都市連絡調整会議が設立30周年を迎えることができましたことを、心より嬉しく思います。本市は昨年、人口が25万人に達しました。圏域においても、設立当時76万人だった人口は現在93万人を超え、本市は、東南部地域構成市町とともに発展してきたといえます。本市は、「いつまでもこのまちで暮らしたい」、「このまちで子どもを育てたい」と実感できる「快適都市」の実現に向け、広域的な行政課題についても、圏域の構成市町と緊密な連携を図り、取り組んでまいりました。今後におきましても、本調整会議を通じて連携を深め、埼玉県東南部地域のさらなる発展を目指してまいります。

 

越谷市長 高橋 努(当時)

 埼玉県東南部都市連絡調整会議は、本年、設立30周年という記念すべき年を迎えることができました。本市では、社会情勢が大きく変化する中、令和3年度から「第5次越谷市総合振興計画」がスタートいたしました。新たな将来像として「水と緑と太陽に恵まれたみんなが活躍する安全・安心・共生都市」を掲げ、各施策を総合的・計画的に推進してまいります。今後とも、埼玉県東南部地域の更なる発展のため、広域的な視点で近隣市町と緊密な連携を図ってまいりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 

八潮市長 大山 忍 

 埼玉県東南部都市連絡調整会議は、これまでに構成市町が連携して課題解決に取り組んだ努力の賜物により、令和3年度で設立30周年を迎え、大変喜ばしく思います。本市におきましては、令和3年度に市制施行50周年の大きな節目を迎え、更なる飛躍への第一歩を踏み出したところでございます。引き続き、第5次八潮市総合計画で掲げております「住みやすさナンバーワンのまち 八潮」を目指し、まちづくりを進めてまいります。本調整会議におきましては、これからも構成市町で連携した、社会情勢に沿った取組みを継続し、更なる埼玉県東南部地域の広域的な発展に努めてまいります。

 

三郷市長 木津 雅晟

 埼玉県東南部都市連絡調整会議が設立30周年を迎えました。各市町の連携により県東南部は発展を遂げており、三郷市においても企業進出や人口増加が続いています。まちの魅力向上に本調整会議の役割は大きく、役員をはじめ関係各位に深く感謝を申し上げます。今後も本市では、将来都市像である「きらりとひかる田園都市みさと~人にも企業にも選ばれる魅力的なまち~」の実現に向け、まちづくりを進めるとともに、本調整会議を通じて各市町との連携を一層深め、県東南部の更なる発展に尽くしてまいります。

 

吉川市長 中原 恵人

 埼玉県東南部都市連絡調整会議が設立30周年という記念すべき節目を迎えられたことを、構成市町として心より嬉しく思います。本調整会議は、設立当時から多岐にわたる分野の調査研究や広域連携事業を実施しており、各構成市町の発展に寄与をしてきたところです。吉川市におきましても、これまでの活動から多くの成果をいただくなか、令和3年度に市制25周年を迎え、「価値ある未来を、共に」を合言葉にさらに歩みを進めていくところでございます。今後におきましても、埼玉県東南部地域の調和と発展がより一層続きますよう、各構成市町の皆様と力を合わせてまいります。

 

松伏町長 鈴木 勝

 平成3年に発足した埼玉県東南部都市連絡調整会議が設立30周年を迎えられること、心より嬉しく思います。松伏町は、平成31年4月に町制施行50周年を迎え、同時に「松伏町第5次総合振興計画・後期基本計画」もスタートいたしました。県内で8番目に小さな町ですが、特色ある地域資源を最大限に活かし、町の将来像として掲げる「笑顔が未来に広がる 緑あふれるみんなのまち!」に向かって、町民の皆様と協働によるまちづくりを進めているところです。30周年という節目の年に5市1町の結びつきをより強固にし、今後も変化する社会情勢や共通する行政課題への取り組みを進めてまいります。